クリニカルディレクター | 産業保健師の様々な働き方

クリニカルディレクター

クリニカルディレクターとは、医療機器メーカーで器具の扱い方を教えたり営業をしたりする職業です。
いわば医療業界における営業職というところでしょうか。

看護師や保健師が医療の知識をもとに健康維持の指導をしていくのに対し、クリニカルディレクターの場合は
機械の使い方をきちんと説明できるかどうかが重要になります。

必要とされるスキルは、医療機器の知識とコミュニケーション能力。
新たな医療機器を導入してもらうために相手との信頼を築き、機器のメリットをうまく伝えられるかが勝負です。

この職業は前職が看護師だった人に選ばれることが多いですが、
仕事の内容がかなり異なって来るので、人によっては戸惑いを覚えるかもしれません。

クリニカルディレクターになるためには、少なくとも3年の看護師経験が必要です。
整形外科・手術室・ICUなどの勤務経験があると有利になれますが、他の科でも転職は可能です。

場合によっては転勤・海外出張など外に出向くことの多い職ですので、
既婚者や要介護者がいる場合は家庭の事情も考慮して転職を決める必要があります。

クリニカルディレクターになるにあたって特別な資格は必要ありませんが、
しいて言うなら英語の資格があると非常に便利でしょう。

海外出張が決まった時に役立つのはもちろん、医療機器の取り扱い説明書は英語で書かれている場合がほとんどです。
英語で書かれた専門用語が理解できるレベルだと心強いですね。

また、院内でプレゼンテーションをするときのためにパソコンスキルを身に着けておきましょう。
ワード・エクセル・パワーポイントの、基本的な部分はマスターしておきたいものです。

カルチャースクールに通う、通信講座を利用するといった方法がありますが、
自分に合った方法を見つけて少しずつ学習を進めていくのが良いです。