健康指導・メンタルヘルスケア | 産業保健師の様々な働き方

健康指導・メンタルヘルスケア

産業保健師の仕事の中心は、健康指導とメンタルヘルスケアの2種類から成り立っています。
どちらも健康に仕事をしたり、日常生活を送るうえで欠かせない分野です。

健康指導で特に注目されるのは、喫煙や飲酒、塩・脂肪分の多い食事が原因で起こる病気です。
肺炎や気管支炎、アルコール依存症、高血圧、メタボリックシンドロームなど。

挙げていけばもっと病名が出てきますが、仕事の様々な場面で病気のリスクが発生しています。
このリスクを少しでも減らし、環境を整えるのが産業保健師の役目です。

受動喫煙に悩む人がいれば喫煙室を作ったり、飲み会などが習慣になっていれば
お酒の飲み方について注意を呼びかけたり。健康に対する助言をしていきます。

一方、メンタルヘルスケアはカウンセリングが中心。
悩みを抱える社員から話を聞き、その不安を解消していきます。

原則として個人情報は必ず守ります。誰が、どんなことを相談したのかは決して他言しません。
例えば、上司のことについて相談した部下がいるとしましょう。

相談内容が上司にばれてしまえば立場が危うくなり、余計に追いつめられると危惧しているかもしれません。
限られた空間において、内部の誰かに相談することはリスクを伴う事でもあるのです。

産業保健師の立場はいち会社員ですが、一般の社員とは独立した専門職という立場にあります。
ここで相談したことは決して他言しない。その約束が、安心して相談できる環境を作り出しています。

昨今の不安定な社会状況は、多くの社会人にプレッシャーを与えています。
思いがけず病気になってしまったり、心の不調にかかることもあるでしょう。

そんな時に産業保健師の助けがあれば、重症化も防ぐことができるのです。