産業保健師の平均年齢 | 産業保健師の知識

産業保健師の平均年齢

産業保健師は、経験者に有利な職業です。その理由は、業務の特性にあります。
大規模企業を除いた企業では、1~3人の少人数で仕事をするのが一般的。

人数が少ない分、どうしても一人にかかる負担も大きくなってしまいます。
必然的に仕事量が多くなるため、新人教育への時間は取っていられないのです。

事実、産業保健師への就・転職を成功させた人が仕事を教えてもらえないことで悩んでいます。
未経験・新卒が採用されないことはありませんが、たいていは経験者が採用されることが多いです。

反対に新卒や未経験が採用されやすいのは、産業保健の教育がしっかり整っている場所。
ある程度企業としての規模も大きく、複数のチームに分かれて産業保健師が勤めているところです。

こうした企業では、自社で人材を育てて会社の風土になじんでもらおうと考えています。
長期にわたり活躍してもらうことが第一なので、新卒や未経験でも採用されやすいのです。

産業保健師の平均年齢は30~40代、その大多数を女性が占めています。
女性が多い職業は看護師などが挙げられますが、それと比べても高めの平均年齢になっています。

もっとも、産業保健師は数が少ないために詳細なデータが出せません。
ここで紹介している数値は、大まかな目安と考えてください。

産業保健師の平均年齢が高めなのは、企業がより専門的な知識や経験を求めているためです。
どの職業でもいえることですが、何年か続けることで得られるものはたくさんあります。

仕事の仕方や社員との信頼の作り方。こうしたものは、実際に努めて初めて身につくものです。
そのために経験の浅い人を採用し、じっくりと教育している企業もあるのですから。

よく、産業保健師は長期間働ける職業だと言われています。安定した勤務ができるから、だけではありません。
現役で働いている方々が日々努力し、企業に必要とされているからなのです。