産業保健師のやりがい | 産業保健師の知識

産業保健師のやりがい

産業保健師のやりがいは、何といっても企業の医療におけるスペシャリストになれることです。
相談をしてくる社員から悩みを聞き、その根底に迫っていく。これは産業保健師にしかできません。

また、他機関で働く保健師と違い、企業の業績アップが自身の待遇向上につながっていきます。
産業保健師もまた一社員という扱いなので、業績アップの恩恵を受けられるというわけです。

産業保健師の働きかけで社員がやる気を取り戻し、企業の収入が増える。
それが給料アップにつながるという可能性も大いにあるのです。

企業にとって産業保健師は貴重な人材。簡単に代わりの効かない大切な社員です。
決して簡単に務まる仕事ではありませんが、達成できた時の喜びはひとしお。

自分の行いで社員が笑顔になり、お礼の言葉をかけてもらえることは産業保健師にとって一番のやりがいであり、
喜びなのです。保健師ではなかなか味わえないでしょう。

保健師と産業保健師の最大の違いは、他者とのかかわりの多さ。
保健師の場合は事務的な仕事が多く、ある程度仕事の流れが決まっています。

地域住民に対する健康相談を行うこともありますが、対象の人数や範囲・時期などが
決められていることなので、多くとも月に1回程度でしょう。

一方産業保健師の場合は、ほぼ毎日のように社員と顔を合わせ、相談を受けます。
多くの企業では1~3人と少数で業務にあたるため、社員の顔と名前を憶えておかなくてはなりません。

その分社員との関係が密になり、一人一人の体調・心の変化も見えてくることでしょう。
最初は元気のない様子だった人が、自分のカウンセリングで明るい表情を取り戻していく。

その過程を間近で見られるのは、産業保健師ならではの特権といえます。
誰かの喜ぶ顔が見たい、誰かの役に立ちたいと思う方なら、産業保健師はぴったりの職業です。